報告書(No.1)カップヌードルの中にはネコが住んでいるらしい
日清カップヌードルは「The カップラーメン」と言っても差し支えない王道のカップ麺だ。
上のリンクからHPをのぞいてみると、チーズ星人やイカといったなんか見たことある系のキャラクターがお迎えしてくれる。
私もよく食べている。
お気に入りはチリトマトだ。(私は大学生の時、アホみたいに食べまくって常にお腹を壊していた記憶がある)
CMはパンチのあるものが多く、CMを見て「カップヌードル食べたい」よりも「なんだこのCM !?」と突っ込むことばかりだ。それも悪くない。
Twitterも結構面白いネタが溢れており、特に「カップヌードルソーダ」なんて狂気の沙汰だが、一口だけ飲んでみたい衝動というに駆られる。
ネタが豊富なカップヌードルだが、私的にいちばんの衝撃はフタ止め方法に革命が起こった事だろうか。
フタ止めシールがネコになった。

上の写真は一仕事終えたフタのネコだ。
だいたいいつも大汗をかいているイメージがある。
従来のでっぱり部分の数をふたつにすることでホールド力がアップ!
…というのは理想論で、私の知るかぎりこのフタだけでうまくフタが止まったためしがない。
このネコちゃんはフタを閉じることを数秒で諦めて、顔を見せてくれる。
フタ止めシールは仕事をするが、かわいくない。
一方、フタのネコは仕事をしないが、かわいい。
一概にどちらがいいか判断できるものではないが、両者に良いところがあるのは素晴らしい。
今後は、この仕事をしないネコを見て癒されながらカップヌードルをすすろう。
報告書(No.2)3DCGでフタのネコを製作する
それでは、造形部CG課の課外活動としてフタのネコの3DCGを製作していこう。
カップの部分は、円柱のメッシュ(最初に出せるポリゴン)のサイズを変えたりしてサクサクと完成。
フタのネコの部分は、円のメッシュからグリッドフィル(分割して面張り)を使用して作製した。

多角形の面を手早くスマートに張ることができる。
ちなみに、Fキーを押せば1枚板の面を張ることはできるが、上の写真のように曲がっていたりすると1枚板ポリゴンはあまりよろしくないことになるのでグリッドフィルを使用した方が良い。
モデリングはこの辺でOK。
今回のテクスチャは雑も雑(適当)なので、特に記載しない。
せっかくフタの上でネコが頑張っているので、水滴を表現してみた。

水滴は、パーティクルという機能を使って表現した。
画像にある通り、「パーティクル用の水滴」をフタのネコの体から出るように設定しているのである。
パーティクルは触っているだけで楽しいのでおススメしたい。
今回は、水滴の表現のためにアニメーションでデータを出力した。
完成した動画はこちら
※文字などは動画編集ソフト「AviUtl」で入れている。
カップヌードルに潜むフタのネコは、皆が美味しくカップヌードルを食べられるよう日々努力している。
感謝していただこう。
(終)