ウルトラマラソン

ウルトラマラソン小噺②

100㎞を完走するために必要な練習って?

こんにちは。

凡人でもマラソン100㎞走れるコツ、伝授します。

私はウルトラマラソン(100㎞)に2回挑戦しており、戦績は次の通りです。

  • 1年目 80㎞リタイヤ
  • 2年目 100㎞完走(タイム:13時間54分くらい)

1年目に完走できなかったことが悔しくて、2年目はトレーニング方法を真面目に考えました。

残念な結果となった1年目のまとめはこちら

私が考える、ウルトラマラソン完走を目指すランナーに必要な練習。

それは、

「長距離を走った経験」です。

すっごく当たり前です。

ただ、この長距離は何㎞なのか?

それは個人の体力や走るスタイルによって変わってきます。

では次の2つのパターン、どちらが100㎞完走に近づくでしょうか?

①1日10㎞を3日かけて30㎞走る

1日だけ30㎞走る

もしマラソン素人が選択するとしたならば、

私は、②の1日だけ30㎞走る を選びます。

理由は簡単、0~10㎞区間を走るコンディションと20~30㎞区間を走るコンディションは異なるから、です。

私の場合、走った距離が20㎞を超えると、明らかに疲労感を感じることが分かっていました。

そこで、疲労した状態でどのように走っていくかを常に考えて練習しました。

10㎞毎に必ずストレッチを行う、コールドスプレーをする、などなど

ハードトレーニングで体を壊すまで長距離を走れ!

ってことではないのです。

「私は20㎞走ったら少し疲れてくるから、ペースが落ちるよね。ペースを落として30㎞まで走ったら時間はこれくらいかかるよね。」

この考えを100㎞まで延ばして走る練習をすれば、そのうち必ず100㎞走れます!

本気で100㎞完走したいなら

自分自身の走れる最長距離は把握しておきたいですね。

走っていてキツイときの思考法

どんなにスローペースで走っても、必ず疲労は溜まり、足が痛くなってくるものです。

それでも、どうしても走り続けなければいけない時、

「呼吸」を意識して走りましょう。

ゆっくりでいいので、大きく息を吸って、ゆっくり時間をかけてはく。

正直、呼吸が整うかどうかの問題ではなく、キツイときの気分を楽にしてくれます。

私自身、2年目のウルトラマラソンでも60㎞付近がきつくてきつくて

「もうリタイヤしたい…」って思ってました。

そんな時、思い出したのが漫画『鬼滅の刃』に出てくる『全集中呼吸』でした。

鬼殺隊士が使用する、肉体超活性の呼吸法をイメージして呼吸するだけ。

カンタン!

『鬼滅の刃』面白いですね。

映画も観ました。ちょっと泣きました。

マラソンで大切な思考法は、「とにかく悪いほうには考えない」これに尽きます。

もう走れないって考えたら負けです。ホントに走る気力が消えます。

『鬼滅の刃』の呼吸と、マラソンがこんなにマッチするとは…

やっぱりワニ先生は偉大だ。

そんなこんなで、2年目のウルトラマラソンは無事100㎞完走しました!

やったぜ!

壱岐の島ウルトラマラソンを完走したらもらえるメダル

まとめ

とある偉い人は言いました。

「ウルトラマラソンの練習は健康に良い。ただ、ウルトラマラソンの大会で100㎞も走るのは健康に良いわけがない。」

興味がある方はぜひ、希望と絶望に満ち溢れたウルトラマラソンという魔境に挑戦されてはいかがでしょうか。